老い。

老いてなお瑞々しく生きたいもんですな。

2005年リリースされたNew Orderのアルバム
「Waiting for the Sirens’ Call」からのリードシングルであるこの
「Krafty」を聴くたびにそう思う。
この時点で彼ら(バーナード)は49歳。現在の自分と変わらないが、
長くバンドを続けて、しかも成功してるのに、どうして
この歳でこんな瑞々しい曲が書けるんだろう。

今作はリリース前に全曲ストリーミングという大御所にしては
かなり大胆な試みを打って出たような気がしたんですが、
この楽曲が表わすように正直…傑作アルバムでありその自信の
現れだったんでしょうね。発売前に全曲聴いた上で、実際自分も
今作は購入しましたし。余談ですが。

また今作は2ndブレイクアップ期とも言われ、JOY DIVISION期からの
メンバーであるピーター・フックの完全離脱により、彼の参加した
ラストアルバムとなった。
今作でも、シンセベースに被せるように彼のベースが自由に
リズムを刻み、メロディを奏でNew OrderがNew Orderたる所以を
随所で聴かせてくれていた、あのプレイは失って、改めてその
大きさと存在感が浮き彫りになった。

…はさておき。この「Krafty」楽曲の破壊力もさる事ながら
このPVの映像とリンクするとその青々しく、胸のしめつけ度合は
更に殺傷力を増し、凄まじいことに。
New Orderの凄さは、初期、中期、後期と仮に分けた場合
その全ての活動期に必殺級の楽曲を生み出している事だと思ってます。
「ceremony」「blue monday」「the perfect kiss」「regret」
そしてこの「krafty」。この曲は彼らのニューアンセムだというファンの評価も多い。
常に現役で、かつ新たな名曲を作れるバンドの構造…どうなってんですかね?

冬の冷たく、そして澄んでおり痛々しくすらある空気に
この楽曲と映像は最高に合う。大切なもの、かけがえのない全て。
大事な人と共有したくなる作品。

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