津原泰水 / 廻旋する夏空 クロニクル・アラウンド・ザ・クロック 2 (新潮社/文庫)

期待していた第二弾。前作の展開を覆す…との
予告通り、一連に起こった事件の真相は
確かに…二転三転しています。ちょっと…
期待が大きすぎた…かなw。
音楽(ロック)小説として、更にミステリとして
両立させる難しさがよく分かります。そういった
意味では充分に面白い作品。

ロックパートも「爛漫」にまつわるパート。そして
主人公「くれない」が指導をつとめる女の子コピーバンドの
パートともに、読んでいて楽しいです。付け焼刃ではない
音楽の知識と経験が上手く、ストーリー内に
取り込まれていて、自分がメンバーになったかのように
スイスイと状況が入ってきます。

次作でラスト…。カリスマボーカル「ニッチ」の死に
始まる一連の事件の真相。バンド「爛漫」が
辿る音楽。そして登校拒否の小生意気な
絶対音感少女「くれない」の歩む道。
それぞれが気になります。

そして今作も著者による解説が秀逸。
今回はRCサクセションのド名盤「BLUE」。
いちいち頷いてしまいますね。
やはりこのアルバムが一番好き。
ラストの「あの娘のレター」は最強のナンバーです。


あの娘のレター – RC SUCCESSION 投稿者 happy-song

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